ベイカレント常務執行役員の則武譲二さんからの、高成長体質になる企業への鍵について、目から鱗が落ちる思いでした
曰く
"本能を抑え込み、外的状況に関係なく常に変化を続けるには、モチベーションを超える内発的な何かが要る。 これを私たちは狂気と呼ぶ。組織が狂気を帯びてこそ、速い変化、非連続な変化への舵を切り続けられる"
"狂気の目標を支えるのが、志と価値観であると書いた。 "
"志とは、企業や組織が果たしたい社会的意義を指す。「社会を、世界をどう変えたいのか」という意志を凝縮したものと言える。その意志を体現したいと本気で念じることが、狂気の目標に向かって挑戦する原動力となる。 "
"価値観とは、社員一人ひとりが共通に持つ考え方だ。組織として「何を大事にしたいのか」「何を重要と考えるのか」が深く浸透し、一人ひとりの社員の血肉になっていれば揺るがぬ価値観として機能し、巨大な組織であっても社員全員を一つの方向に突き進ませる力を持つ。"
ここから私は思いました
1、狂気というムーンショット
ピーターティール、三木谷さんの50年先を見る
2、世界をどう変えるかという大義
落合さんの世界観
3、何を大切にするのかというパッション
1、狂気というムーンショット
大企業の中期経営計画というと、少し届かないかもしれないくらいの数値をチャレンジ目標として、社員のモチベーションを牽引していく、というのが私の思うところでしたが
これからは、大企業が"狂気"と思われるような圧倒的な高い目標、または、非連続な目標を持つことこそが、危機感や社員のモチベーションを超えるパワーを生み出すというお話に感動しました
少し前に、ムーンショットや10Xという話が、シリコンバレーや、イーロンマスクさんの火星移住のような話で言われていましたが
これは、決してイノベーターの企業、または、ベンチャー企業だけではなく、日本の大企業にも、それが必要なのだというお話かと思いました。
いかに、社員エンゲージメントや教育をしていくのかという話もありますが、それとは別枠で、経営者が狂気を孕んだ目標をぶち立てる、これこそがこれからの成長企業の一つの鍵なのかもしれないと思いました
2、世界をどう変えるかという大義
そこで大切な要素として、どんな世界や社会を作っていきたいのか?という大いなる"志"であるということにも、とても勇気を頂きました
狂気の目標が出されたからには、これまでの連続的な活動では全く届かないので、新たな土俵に踏み出さなければならないということかと思います
それは例えば、先日お話しした、楽天グループの三木谷さんの言われた50年先、どんな社会になっているのか、または、どんな社会にしていきたいのか、というところから、考えてみるということも一つあるかと思います
イノベーターリップルモデルでは、ベンチャー企業などが、創業者の"パッション"を元に、"仲間"を集めて、そして創りたい世界を実現する"大義"を設定して奔走する
そんなことを、大企業においても、必要となってくるということかと思いました。大企業にあっても、狂気の目標から、どんな世界を作りたいのか、落合陽一さんが以前言われていた、どんな世界観でそれに立ち向かうのか、
そんな"大義"を、場合によっては、新たに書き換えていく、そんなことが必要なのかと思いました
3、何を大切にするのかというパッション
そしてもう一つ大切と言われていたのが、社員が持つ共通の価値観ですが、私はこれを、イノベーターリップルモデルにおける、"パッション"に該当するものかもしれないと思いました
個人個人のパッションは、同じ企業体にいても、それぞれだと思いますが、その企業だからこそだせる力や、特徴、まさに強みということを、皆が認識し合うことによって、その企業としての一つの価値観、企業体としての"パッション"が生まれてくると思いました
一つの企業体としての培ってきた価値観、すなわちパッションを、新たにどんな世界をつくる企業体となるのかという志、すなわち新たな大義をもって、狂気と思われるほどの、ムーンショットを放っていく、それがこれからの大企業における、高成長体質への鍵なのかなと思いました
ということで一言で言えば
モチベーションを超える狂気ノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:本:. 高成長体質になる 緩慢な衰退から抜け出し、持続的成長力を得る5つの核心 電子書籍版データ作成日 2025年11月21日 第1版 著者 則武譲二 発行 株式会社日経BP