久米宏さんの話から、やりたい事が見つからない場合の人生の選択方法に、イノベーションと同じ構造を感じました
久米宏さんは、自身の著書で、成績不振で就職先が見えない中、冷やかし半分でいわば「ちょっとやってみるか」と受けたアナウンサー試験が結果的に人生の転機になったと語っています。
冷やかしのつもりだった、というのは無責任という意味ではなく、期待せずに一歩踏み出した、という意味だと思います。
久米さんの語りを手がかりに、私自身が考えたこととして以下のことを思いました
1、何をしたら良いかわからない
2、目の前にある事を行動する事
3、そこにフローとセレンディピティ
1、何をしたら良いかわからない
「なんかイノベーションやれと、なんでもやっていい」から、みたいに突然の異動や上司からの指示で、どうしたらいいんだろう、と途方に暮れる。そんなお悩みをたくさん聞いてきました
実際、イノベーションを起こすためには、何かに大きな違和感を感じたり、誰かの大きな痛みを知ったり、そんなところから自らのパッションに火がついて
そして自分1人だけではできないことまで仲間と共にやることで、自分ひとりよがりではない大義を実現することに、つながるという道が、リップルモデルとしてあると思います
しかし、その最初のパッションが何にも向かっていない時に、なんかやれ、と言われても難しくて困ってしまう、という事がたくさん起きると思います
これは、久米さんのように、自分の進路を決める時にも、自分は果たして何にをやりたいのか、わからないというのは、とても同じ課題感かとおもいました
2、目の前にある事を小さく行動する事
そんな時に重要なことは、まず目の前にあることに小さく行動してみる、ということかと思います。それがたとえ自分自身がやりたいことじゃなくても、とにかく考えてるだけではなく無理に大きな行動でなくても、小さく動いてみるだけでも十分だと思います。
それがなんか違うという事がわかったら、またすぐにピボットをして違うことをやってみる、そんなイノベーションにおけるFastfailな繰り返しが、実は自分自身のやりたいことに少しずつつながっていく、そんな気がしました
久米さんがアナウンサーを冷やかしで受けて、そこから、人生の幕が大きく開いたように、イノベーションにおいても、まずは外に出てお客様に会いにいくなど、小さく行動をする事がとても大切と思いました
3、そこにフローとセレンディピティ
それが大事な理由は、チクセントミハイが言うところのフロー状態(没入状態)に向かうためには、自分がやったことのない挑戦軸とそしてノウハウを蓄えるスキル軸、両方を高めると、フローが訪れる可能性が高まることもあるし
さらには、行動するからこそ、セレンディピティが起きる可能性が高まると言うこともあって、出口さんの言われる人本旅のような、新たな出会いを見つけるアクティビティが結局は自分を助ける、そんなことを思いました
大谷翔平さんのように、幼少期からやりたい事がある人もいれば、久米さんのように冷やかしで行ったところが一生の仕事になる人もいる
それは、イノベーションと同様に、行動するからこそ、生まれてくる、そんな事なのかと思いました
ということで、一言で言えば
ちょっとやってみるかノベーション
人生もイノベーションもそんな精神が必要だと思いました^ ^
参考:本 久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった 発行日 2023年10月25日 著者 久米宏 発行所 朝日新聞出版