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これまでにない新しい価値を創るためのイノベーション起こすには、シューペーターの新結合のように、既存の異質なものが掛け合わさることによって、巻き起こると思います

オープンイノベーションにおいては、未知の業種業態と出会うUFO型、未知の技術の種を取り込むR&D型、足りないところを補うミッシングピース型、一気にチャネルを獲得するマーケットチャネル型など、様々ありますが

すぐにビジネスに繋がるのは、ミッシングピース型なので、同業種における新たな展開ソリューションを求める動きがどうしても、成果が見えやすいためやりやすいですが

これまでにない新しい価値を作り出して、新たな柱を創ることのような、これまでのスコープを大きく逸脱するような、圧倒的なスケールを将来に生み出すイノベーションは、異質やものを結合するような、本来の意味のイノベーション活動をいかに推進する動きができるかにかかってるかと思います

京都先端科学大学の名和高司さんは

"イノベーションの源泉である異結合を創発させるためには、「スケールアップ」ではなく、「スコープアウト」、つまり異質性を生み出し続けることができるかどうかがカギとなります。"と言われています

これらを今の時点から組み込んでいくやり方について私は思いました

1、異業種オープンイノベーション推進

2、異業種の取り込みと組織間掛け合わせWG

3、パッション創発の人本旅支援

1、異業種オープンイノベーション推進

業種ごとに効率的なオープンイノベーションや、既存事業におけるミッシングピースを探すようなオープンイノベーションも、短期的には必要ですが、全く別業種、さらには世界における新興国なども含めた企業をあえて集めるやり方は、すぐには結果は出なくとも中長期では新たなイノベーションの種を創発する可能性を高めると思います

現在私が推進しているSEEも、全くバラバラの業種業態の中でも突出して新たな価値を作り出そうとしている起業家をあえて集めて、オーディエンス全員とマッチングする仕掛けを入れています

その中では思いもよらなかったマッチングや、起業家と大企業双方における、新たな方向性へのビジネスの可能性も、生まれてきてると思います

イベントを創るだけではなく、社内のアクテビティとしてそんな出会いの場を常に創発していくなども必要となってるのではと思います

2、異業種の取り込みと組織間掛け合わせWG

会社の規模が大きくなってくると、コングロマリット化して、M&Aなどを駆使して、さまざまな業態への取り組みが行われていくことにもなると思います

そのような場合でも、権限以上を各々の業態グループにわけていくのは良いかと思いますが、それが状態化すると、蛸壺化になるのはよくあるあるな話かと思います

しかし実は、その蛸壺化している部門で育ってるものを、改めて掛け合わせをすることによって、その企業の強みを活かしながら、他の企業では真似のできない異業種間結合イノベーションが起きることもあると思います

もちろん、単純に掛け合わせをするということではなく、あくまでもお客様の課題起点で何が本当に必要なのか?から掘り下げるわけですが、実際に私が支援している企業においても、改めてさまざまな部門を巻き込んだイノベーションWGを推進することによって、イノベーション案件が立ち上がるということも起きています

イノベーション創発のアクティビティとして、さまざまな部門が混ざり合いながら仕掛けていく仕組み化も必要なのかもしれないと思いました

3、パッション創発のマインドセットと人本旅支援

ただイノベーション案件が難しいのは、失敗の連続で企業における評価体制のタイムスパンにあわないため、諦めてしまういうこともある気がしてます

単なる仕組みだけでそれを乗り越えるのは、なかなか難しいかなと思います。そこには、最終的には、推進しようとする、人のパッションにかかってくると思います

私が支援している企業においても、とにかく自分の立ち上げたプロジェクトを社会実装するために、毎年いろんなところから予算をゲットしてきて、小さな成果を出しながら生きながらえて、そして何年も泥水を啜りながら耐え忍んだプロジェクトが、大きく花を咲かせる、という場面にもよく遭遇してました

そんなプロジェクトは、間違いなく、推進者の人生をかけたパッションがそこには、あって、それに絆された仲間と共に大義を共に実現しようという、リップモデルが必ずあると思います。それは、ベンチャーでも大企業でも同じだなあと思います

なので、パッションが大事だからもっと燃やしていけ!といっても燃えないわけで、そんなパッションに出会うことを支援、応援する仕組みづくりが大切かと思います。

それには、いわゆる、人本旅のような、様々な人に出会い、昔の人々と本で会話し、異世界の人たちに旅で触れる、そんなことを、会社の仕組みとして支援するということも、パッション創発支援としては、あるのではないかとおも思います

そんな中で、イノベーターのマインドセットも教えながら、リップルモデルのようなイノベーション創発の仕組みも学んでいくことで、パッションを育てていける、そんなことがあってもいいかなあと思いました

ということでひとことでいえば

会社のこれまでのスコープから外れる、新たな価値を創発するイノベーという意味で

なわさんの言葉を借りて

スコープアウト・ノベーション

そんなことを思いました

参考:本: BOW BOOKS 036 カイシャがなくなる日 組織と働き方の進化論 2025年9月30日 発行 著 者 名和高司 発行所 株式会社BOW&PARTNERS