ミスチルの 桜井和寿 さんの曲作りに向き合う姿勢に創造するために必要なことを、教えて頂いた気がしました
「経験値で、あ、この方が響くとか、フックになるみたいなことは考えることはあるんですけど
最近、でもそれを自分がやった途端に、ちょっと自分で冷めていくところがあって
なんか自分すらも感動させたいためには、何にも意識しないっていうのをなんかが大事。僕にとって。」
(参考:日曜日の初耳学 2026年3月22日放送)
1、知ったことは戻せない、だから手放す
2、「何も意識しない」は、ただの無ではない
3、ワクワクを生む状態を、創り上げる
1、知ったことは戻せない、だから手放す
「人間は一度拡張された意識を、元の次元には戻せない。」
思想家の オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア のこの言葉は、
まさに「知ることの非可逆性」を示しているように感じます。
一度知ってしまった構造
一度見えてしまった勝ち筋
それを「知らなかった頃」に戻ることは絶対にできない。
イノベーションの世界でも、前にあれ失敗しだんだよ、または、これをやれば成功するんだよという、アンカリングから抜け出せないということがよくあると思います
だから「何も意識しない」というのは、無理に忘れることではなく、意識的に手放すことなのかもしれないなと思いました
これまでのフレームは使わない、得意技も使わない、数学でxを使うと簡単に解ける方程式を、あえて公式を使わないで解くみたいな
だからこそ、そこに、また新しいワクワクが生まれてくる、創造が生まれてくる、そんなことかもしれないなあと思いました
2、「何も意識しない」は、ただの無ではない
「最良の瞬間は、自己を忘れているときに訪れる。」
心理学者の ミハイ・チクセントミハイ が語ったこの状態は、
桜井さんのいう「何も意識しない」に、とても近い気がします。
それは、何も考えていない状態ではなく、むしろ極度に没入している状態でもあるのかもしれないなと
余計な自己評価や、外からの視線や、成功パターンへの依存が消えている状態。
「今この瞬間に注意を向けることが、苦しみからの解放につながる。」
とされるマインドフルネスの考え方にも、どこか重なるのかもしれないなと
「何も意識しない」とは、何もないのではなく、ひたすら没入している状態。
その純度の高い状態をいかに作れるか。そこにワクワクが立ち上がるのかもしれないなあと思いました
3、ワクワクが生まれる状態を、創りあげる
「創造性とは、遊び続ける知性である。」
アルベルト・アインシュタイン のこの言葉は、
ワクワクと創造の関係を、端的に表しているように思います。
遊びだから、成功のフレームも、評価も、人の目もなく、ただただ面白がっていて、侵食も時間も忘れて没入している
そんな状態にいま、自分の人生の何割くらいなってるかなあと、ふと思ってしまいました
そんな時間は、自分にとっては、永遠にも感じられる時間ほど、価値がある時間だろうなあと思います
その結果、何かが生まれてるかどうかさえも、どうでもよくなってでいいのかもしれないなあと
それがパッションの源がアートの人は絵を作ってるだろうし、音楽の人は曲を作ってるだろうし、ビジネスの人はイノベーションを作ってるだろうし
自分がワクワクを生み出せる時間を、とにかく創る
それが大切な気がしてきました
何かを作り上げることを目的にするんじゃなくて、自分がワクワクする状態をいかに作り上げるか
それだけなんじゃないかと思いました
一言でいうと
自分すらもワクワクさせるノベーション
そんな話をしています
参考: 日曜日の初耳学【Mr.Children桜井和寿に林先生が・・・2時間半の・・・2026/3/22(日)TBS