いち早くイスラエルと日本のビジネスを繋ぐビジネスを展開されたイノベーターのイスラテックさん
今回は、ビジネスのやり方の違い、それをどうやって乗り越えるのか?について聞いています。
私が響いた言葉は次の3つです
”カルチャー通訳”
”何回も議論ができること”
”フォーカスがしっかり定まっていること”
”飛び込むには、議論と教養”
”ユーモアに大事なことが入ってくる”
是非是非、聞いてくださいませ〜。
1、イスラエルと日本の違い
・180度違う
・日本は根回し・空気を読むが、イスラエルは率直・ダイレクトに伝える
・文化的な背景として、日本は村社会なので衝突を嫌いがち、イスラエルは衝突ウエルカム、議論に勝つことが全て的な
・日本はイエス・ノーが言えない世界、イスラエルは小さい子供たちがイエス・ノーをはっきり言える
・学校の授業でも、先生が問いを投げると、イスラエルの子供たちはみんな手をあげる。自己主張が強くなければ生きていけない
・イスラエルは、社会的立場や役職の方にも自由にあえて、対等の立場で話せる
2、心掛けていること
・自分は間に入っているので、1%のイスラエル人と99%のイスラエル人をチェンジできるようにしている
・イスラエル人はこう言っているよ、でもそれは日本的にいうとこうだから、それはそのまま伝わらないよ
・それはダイレクトだから、もう少し遠回しに言わないと伝わらないよ等
・言葉だけでなく”カルチャー通訳”
・これは、赴任など長期でくるとわかるが、短期の出張ベースだとなかなか理解が難しいこと。
3、うまくマッチングするケース
・うまくいく典型的なパターンは、”何回も議論ができること”
・辛抱強く、何度も何度も、本質的な議論ができることが大事
・イスラエル人は質問すると、2倍、3倍で返ってくる。それをクリアにしていくとマッチした時の相乗効果が大きい
・しかもとても強く言ってくることもあり、それに日本人が面倒になったり、英語が得意じゃなかったりすることもある。
・日本からの”フォーカスがしっかり定まっていること”が重要。我々はこれがやりたいんだ、ということを明確に持っている必要がある
・日本からよくあるのが”良い企業を紹介してください”というケース。でマッチングすると、何かが違うとなる。お互いが不幸になるケース。
・もちろん、目的もなく飛び込んでくるケースもありだが、その場合は、ディスカッション能力、教養(歴史、食、アート、美術等)幅広い領域で議論ができることが必要
・繋がった後、イスラエル側からは状態をどんどん聞いてくるので、それにまだ進んでなくても、正確に明確に状態をすぐに連絡することが大事
・間を開けてしまうと、すぐに次の案件に判断を切り替えてしまうこともある。
・イスラエル人は、ユーモアを交えて話をしてくることも多いが、その中にピンポイントで大事な話なども入ってくることもある。
・こういった間の受け渡し、橋渡しがイスラテックの役割
参考:Isratechホームページ