東大病院摂食嚥下センター長の喉頭外科医の上羽瑠美さんの、パッションの生まれた瞬間について、感動しました
曰く
"患者さんに毎日会いに行って、お昼ご飯と朝飯が一緒に30日間ほぼ毎日一緒に食べてたんですよ。
とろみがないって食べにくいねとか。姿勢こうやった方がいいんじゃないのとか、色々そのおばあちゃんと 2人でやっていくうちに
なんとそのおばあちゃんは口から食べられるようになって退院できたんですよ。
患者さんをサポートできるようなお手伝いができる仕事が合ってるかもなってその時に思っちゃったんです。"
ここから私は思いました
1、現場100回
2、誰かに喜んでもらえた
3、もっとやってみたい
1、現場100回
食べることは、ある意味、もっともプリミティブな欲求であり、そして誰にでも共通する楽しみという意味では、本当に大切なこととと思います
食べる楽しみを守ってくれる専門のお医者さんがいることに、まずは感動しました。そして、なぜ、その職につかれようとしたのか?パッションの源がいつ発動したのか?ということについても感動しました。
現場100回。とは、ベテランの刑事が新人の刑事にドラマでは必ずいう言葉ですが、イノベーションの世界では、お客様の真の課題を見つけるために、必須のアクティビティと思っています
ところが、上羽さんは、そんなお客様の真の課題を深ぼろうなんてことではなく、ただただ、患者さんに寄り添って、朝と昼のご飯を30日間ご一緒されていた中で、日々のちょっとした困りごとを、一緒に考えてる中で、良くなっちゃった
これが現場の課題に寄り添うってことなんだなあと、つくづく思いました。現場100回、現地現物現人の三現主義、とにかく現場に行くことが何より大切、ということを教えて頂きました
2、誰かに喜んでもらえた経験
誰かに喜んでもらえたり、誰かに褒めてもらえた経験が、その後の人生をかえるということが
あるんだなあと改めて思いました
自分の場合は、小学生の入りたての時に、教室のみんなの前で歌を歌ったら、みんなから拍手をもらえて、それが今でも覚えてるくらい、とっても嬉しくて、そこから歌うことが、自分のアイデンティティの一つになった気がしてます
これは、イノベーターリップルモデル(パッション→仲間→大義)における、大義として、誰かに価値を提供できたということと、そして誰かからの喜びのフィードバックをもらったということかと思います
リップルモデルは、どこからでも始まり、回り始めることがあるなあと思います
3、もっとやってみたい
誰かが喜んでくれた、こういうことを自分がやれたらもっと誰かが喜んでもらえるのかもしれない、という大義が生まれて
そこから、じゃあ、もっとこれを極めてやることによって、もっと喜んでくれる人を増やしたい、と思った瞬間に、パッションの源に火がつくことになる、ということが起きるのだなあと思いました
上羽さんは、この患者さんとの経験が、喉頭外科医のスペシャリストとの道を歩むきっかけになったとのことなので、何がきっかけになるかは、本当にわからないなあと思います
いま、たとえば、何をやったらいいのかのパッションが湧くものがない、という場合でも、もしかしたら、現場100回を合言葉に、目の前にあることや、何らかの現場に出かけていって、徹底的に現場100回やってみることで、もしかしたら、パッションに火がつくことが見つかる、そんなこともあるのかもしれないなあと思いました
ということで、一言で言えば
30日間ほぼ毎日一緒ノベーション
参考:MBS/TBS 情熱大陸 2026年01月18日(日) 放送分上羽瑠美 喉頭外科医Vol.1388「人生最後まで食べる楽しみを」患者の願いと向き合う喉の外科医https://www.mbs.jp/jounetsu/2026/01_18.shtml