佐藤航陽さん曰く
"アメリカが他国に比べて一枚上手なのは、こういったメカニズムをすべて理解した上で、危機感をうまい具合にコントロールし、必要性を生み出している点です"
"移民を広く受け入れ、異なる人種・言語・宗教をひとつの国に収めることは、危機感や競争力を高めるために有効な施策です"
ガツンときました。ここから私は思いました。
1、危機感のないところに危機感は生まれない
2、危機感が生じる仕組みを導入することで、必然的に危機感を創り出す
3、それで、始めてイノベーションが生まれる土壌ができる
あえて、危機感が生まれる選択肢を選択する、というのは、めちゃくちゃ逆転の発想と思いました
うちの会社には危機感がない、どうやって醸成したら良いのか?とよく聞かれますが
それは幸せなことであると同時に、危機感を持つような施策をあえて打ち込むことで
自ずと危機感が生まれるようなことをしていく必要がある
あえて破壊されるかもしれないという施策を打ち込む
という意味では、オープンイノベーションにより、破壊的ソリューションと一緒にやってみる
ということも、危機感をあえて打ち込み、さらなるイノベーションを生み出す原動力になる、一つとのやり方かも
そんなことを思いました
そんな話をしています
参考: 未来に先回りする思考法 2015年8月30日初版第1刷発行 著者 佐藤航陽 発行所 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン