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"落語の起源は、江戸時代初期の1623年、徳川家光が第三代将軍に任命された年に作られた『醒睡笑』という「笑い話」を集めた作品集だといわれています。"

"『醒睡笑』は安楽庵策伝が仏教を広めるべく考えた「説教の題材ネタ」が詰まった作品で、いわば「仏教の聖書的存在」です。"

ということは、次のようなステップを踏んだということかと、感動しました

1、最初のアイディア
説教✖️笑い
2、ピボット
笑い✖️物語
3、イノベーション
伝統芸能

落語の最初のアイディアは、説法というとても真面目なものと、1番かけ離れている笑い、という

シュンペーターさんのいうところの、既存のアイディアの掛け合わせから生まれたこと

その後、説法はどこかに行って、笑いだけが残って際立たせる物語になっていったこと

そして、それが、何代も引き継がれて行くことで、内田和成さんいうところの、イノベーショントライアングルにおける

社会構造変化と、心理変化を、もたらして、伝統芸能として、世界に冠たるイノベーションになった

やはり、伝統芸能こそ、イノベーションで始まっていることがよくわかりました

しかも長い時間をかけて、ピボットして、ここまできていること

そんな話をしています^ ^

参考:書籍:ビジネスエリートが何故か身につけている教養としての落語 立川談慶 株式会社サンマーク出版 2020/01/10発刊