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立川談慶さん曰く

"多くの落語は「上手に負ける」あるいは「結局引き分け、どっちもどっちだよ」という話がほとんどです"

"互いに小さな迷惑を「シェア」し合いながら、皆がやんわりと幸せに生きています"

ここから私は思いました
1、「敵」対「敵」のアウフヘーベン
2、一本取られたな、一本取らせる精神
3、究極の敵の愛し方

これこそ、日本人の持つ、あいまいさ、だったり、和の精神、の真髄なのではないかと

みんなが小さい長屋に住むからこそ、生まれる、ギスギス感と、それを逆に楽しむ感

結局、こここで生きなきゃいけないんだから、狭いところで啀み合うのはやめようや的な

地球という長家の、"与太郎"的な立ち位置になれたら、素敵だなと

"師匠談志は「与太郎はバカではない」と正反対の持論を展開していました"

との通り、誰もが気づかない、言えない物事の本質を言うことができる人こそ

そして、それを、一本取られたなこりゃ、と言わせるほどの純粋なパッション

そんなことができる人こそ、もしかしたら、古くて新しい、次世代のイノベーターではないか?

そんなことを思わせて頂きました

そんな話をしています

参考:書籍:ビジネスエリートが何故か身につけている教養としての落語 立川談慶 株式会社サンマーク出版 2020/01/10発刊