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"後知恵バイアスとは、結果を知ったときに、それがあたかも最初から予想できていたかのように考えてしまう傾向である"( 後知恵バイアスについての比較文化的研究より)

"この後知恵バイアスは、誰にでもあるものですが、特に大きな問題となることがあります。それは、思うような結果が出なかった人を不当に評価してしまうことです"(冒険の書 孫泰蔵より)

これよく成功したプロジェクトとかで成果発表とかやると、あたかも最初から狙ってやった的な話ってありますよね?笑

でもこれが実はとってもイノベーションの阻害になっているというお話に衝撃でした

ここから、私は思いました

1、ベスプラはなぞっても成功しない
2、人の評価、役職、地位、才能、能力等は、実は次の結果には関係がない
3、振り回されない、振り回さない

イノベーション組織ができた時に、とにかく結果は問わないからチャレンジしてみろ、みたいなことで始まって

一年後に、で、実績でた?と聞かれるというお話は至るとこできかれますね笑

また、なんであの人が出世してるのか分からない、という人もいる笑

後知恵バイアスを知っておくことによって、何よりも、自分自身の次のチャレンジへの障害を取り除くことができるというのは、とっても朗報でした

世の中は、少なくとも、そのバイアスがあるので

自分としては、振り回されない、そして、それで振り回さない

ってことができると、いくら失敗しても、成功しても

次へのチャレンジに、純粋に楽しんで立ち向かうことができるのでは?

そんな事を思わせて頂きました

最後に泰蔵さんの素敵なアイディア
"アプリシエーション(鑑賞する、感謝する)"がキーになるというお話に感動でした

そんな話をしています^ ^

参考:書籍:冒険の書 著者:孫泰蔵 2023年2月22日 発行:株式会社日経BP社
参考: Cinii Reserch 後知恵バイアスについての比較文化的研究
山 祐嗣,川崎 弥生,足立 邦子 日本認知心理学会発表論文集 2007 (0), 100-100, 2007
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205676511744