久石譲さん曰く
"空間軸のハーモニー、時間軸のリズム、そして空間と時間を認識する装置としてメロディというものがあります"
"我々はメロディを覚えることで、その音楽はこういうものだよね"
その時の空間と時間を一つのメロディが記憶してくれる
これは、すごいイノベーションだったのだと改めて衝撃を受けました!
そして、私は思いました
特にメロディには、さらに感情を記憶してくれる機能が備わっているのでは
内村鑑三さんの"後世への最大遺物遺物"では
お金、思想、生き様、というようなことがありましたが
そこに、僕は、メロディによる感情を遺すということを加えたくなりました
それは創った人の感情でもあるし、人が作ったメロディに合わせて、自分の感情も記録できる
歌詞がないメロディは、より聴く人に広がりを与えた記憶装置となりうるのではないかと思いました
僕が今でもメロディとしてその時の空間と時間と感情を覚えているのは
YMOの東風だなあ
今でもラジカセのFMラジオから夕方に流れてきて、釘付けになったのを、その時の感覚のまま思い出します
そんな曲を遺せたらいいなあとも、思いました
私が遺せなくても、誰かの曲を歌ったりすることで、そこに自分を遺せるだけでもいい
メロディって本当にすごいイノベーションだなあと思いました
イノベーションは、シンプルな形で、いろんな課題を引き連れて実現してくれる
そんなことを思いました
そんな話をしています^ ^
参考:NHKアカデミア 久石譲 「ベートーヴェンはロックだ!」「僕にとっての理想の音楽」
https://www2.nhk.or.jp/learning/academia/video/?das_id=D0024300114_00000