漂流郵便局の逆転の発想と実行力に感動しました!
作者・久保田沙耶さん曰く
"1964年に建てられ、1991年の移設まで島の人たちに利用されていた旧粟島郵便局の建物を『漂流郵便局』という名前で蘇らせ、届け先のいない手紙やハガキを局内にある漂流私書箱にお預かりするというものです"
ここから私の思ったイノベーティブポイントは以下の通りです
1、組み合わせ発想
漂流物× 漂流者×運搬所
2、逆転の発想
返事のないコミュニケーション
3、ナラティブな実行
旧粟島郵便局長の局長就任
これこそまさに新しい課題の発見、アジェンダシェイパーと思いました
※以前の放送
【"正解を探す"から"問題を探すへ"山口周さんにイノベーションマネジメントの大きな方向性を教えて頂きました】https://anchor.fm/u6b8bu9593-u5149u592au90ce/episodes/ep-e1k58hk
返事のないコミュニケーションという課題感を持たれている人が沢山いるという
そして、その発想の源は、決して誰かの行動を観察したわけでも、ヒアリングしたわけでもなく
久保田さんの心の中の体験"パッション"から生まれているというところが、
自らの違和感や興味からイノベーションアイディアは生まれるということなんだなあと
改めて思いました
そして一つのイノベーションは、さまざまな課題を解決する典型でもあると
1、返事を出せない人への手紙
2、返事が欲しくない人への手紙
3、誰かに手紙を出したくてたまらない
まるで、教会で神様と対話するかのように、持っていきどころのない気持ちの受け皿的になっていきそうな
またはブラックホールのようにすべての想いを飲み込んでどこかへ運んでくれるような
人それぞれによって感じる余白がとても広いような
すごいイノベーションは、そんなことなのかなと
そんなことを思いました^ ^
参考:wotobi ライフスタイル
『漂流郵便局』作者・久保田沙耶さんインタビュー
参考:小学館ebooks 漂流郵便局 2015年7月3日 著者 久保田沙耶