ビジャイ・ゴビンダラジャンさんによると、大企業でイノベーションを起こすには
1、"忘却"
"ニューコは、コアコが成功させた点のいくつかを忘れなければならない"
2、"借用"
"コアコの資産のいくらかを借用しなければならず、これがニューコがベンチャー企業に対して持つ最大の強みだ"
3、"学習"
"ニューコは、不確実な新興市場で成功する方法を学ばなければならない"
"新規事業部を「ニューコ(NewCo)」、そしてそれに最も緊密に関係する既存の事業部門を「コアコ(CoreCo)」と呼ぶ"
私はここから、これは、イノベーター3つのフレームに、実は呼応してると思いました
1、パッション
過去のパッションを忘れる
2、仲間
既存の資産を仲間に入れる
3、大義
新たな大義の策定
大企業でイノベーションを起こすためには、既存の資産と仲間、ソリューションがあることが大前提となっているので
また真白いキャンパスに絵を描くのとは違うアクティビティが存在する、ということはとても腹に落ちました
さらに、純粋な新規ビジネスへのパッション、仲間、大義では、既存との関係性をうまく調整する必要が出てきます
その時にこの3つのフレームはとても役に立つと思いました
新たなパッションのために、時には古いパッションは忘れて新たなスタートをきること
そして、せっかく、素敵な成功をしてきている仲間がいるので、彼らを更なる仲間に加えることを考えるのが、新たな価値を作るのにスピーディであること
そして、これまでの価値観や大義を、新たにリニューアルすることで、さらなる企業としての新しい価値創発に繋げていけること
まさにこれが、大企業のストラテジックイノベーションなのだと、感動しました
そんな話をしています^ ^
参考: ストラテジック・イノベーション─戦略的イノベーターに捧げる10の提言 著者:ビジャイ・ゴビンダラジャン/クリス・トリンブル 訳者:酒井泰介 監修:三谷宏治 発行所:株式会社 翔泳社
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