アメリカの神経学者・心理学者のアントニオ・ダマシオさんのソマティック・マーカー仮説に驚きました
"ソマティック・マーカー(somatic marker;身体信号)仮説とは、Damasioら(1991)により提案され、Damasio (1994)などで精緻化された、意思決定において情動的な身体反応が重要な信号を提供するという仮説である。"
"こうした知見に基づき研究者は、一見情動とは関係のない意思決定においても、情動的な身体反応の信号が不可欠な役割を果たしていると提案した。"
ここから、私は、意思決定には感情を排除した方が客観的で適切な判断ができると考えられがちですが、実は感情があるからこそ適切な判断ができる、そんなことなのかと、思いました
だとすると以下の3つが大切になってくるのではないかと
1、ファーストインプレッション
→直感的
2、パッション
→うちなる情動
3、大義
→貢献したい思い
こうしたことが、実は適切な意思決定には、とても大切であるということが、ある意味言えてくるのではと思いました
またこれは、ダニエルカーネマンのファストアンドスロウにも通じる話とも感じました
逆にいうと、"思い"のないところに、意思決定はない
つまり、"思い''を創ることが、適切な意思決定者を創る
大企業においては、幹部候補者には、イエスマンではなく、いかに自らの思いを持たせられるか
自分の子供には、いかに自らの"思い"を持たせてあげられるように環境を整え、小田和正教育をしてあげられるか
そして、自分自身にも、いかに"思い"を紡ぐ生き方をできているか、ということが、人生の適切な意思決定、ひいては幸せにつながるのかと
そんなことを思いました
参考:脳科学辞典 ソマティック・マーカー仮説
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/ソマティック・マーカー仮説#:~:text=ソマティック・マーカー(somatic%20marker%3B,を果たすとされる%E3%80%82
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