名古屋大学 別所-植原学特任教授は、キンメモドキの発光の原因が、ウミホタルを摂取することに起因することを突き止めました
多くのタンパク質は分解されてしまうのに、発光タンパク質だけは分解せずに、利用できるメカニズムがあるとのこと
基礎生物学研究所教授の重信秀治さん曰く
"遺伝子を操作することなく、別の生物が持っている機能を、丸ごと取ってきてそれを使うというのは"
''ゲノム編集にプラスして、新たなバイオテクノロジーの手段をもたらすんじゃないかと期待している"
この話に衝撃を受けて、私は思いました
1、生物もオープンイノベーションで跳躍的進化をしてきていた
2、オープンイノベーションはスピードと跳躍を実現する
3、生物のオープンイノベーションエコシステムの解明がこれからのビジネスに役にたつ
これまで、ビジネスにおけるオープンイノベーションを意識していましたが、実は生物においても行われているということに、近年注目が集まってることに、衝撃を受けました
しかもそれは、遺伝子を組み替えていくという途方もなく長い時間がかかる進化と比較して、非常にスピーディかつ、跳躍的な進化ができるということ
これは、ビジネスのオープンイノベーションにおいて、私がミッシングピース型オープンイノベーションと呼んでるもので、まさに事業化へのスピードを加速的に早めるものと同様です
ウイルスなどのようにDNAに組み込まれていくという方法はビジネスでいえばM&Aになると思いますが、やはり進化までの速度は遅まると思います
さらには、生物におけるオープンイノベーションのエコシステムが解明されていくことによって
ビジネスの世界におけるオープンイノベーションエコシステムも、今度は逆に進化を遂げることもできるのではないか?
そんなことを思いました
そんな話をしています^ ^
参考: NHKEテレ東京 サイエンスZERO“科学する心”を伝えたい 日曜夜11:30~ https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/
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