齋藤圭介 さんの解説に衝撃を受けました!
"中絶に反対の立場はプロライフ(生命尊重)と呼ばれ、中絶に賛成の立場はプロチョイス(女性の選択権の尊重)と呼ばれる"
"中絶は、社会的に激しい緊張関係や対立を招く争点となっており、毎回の大統領選挙でも最重要の争点のひとつとして必ず取り上げられる"
"プロライフ派もプロチョイス派も、中絶の議論を誤った出発点から始めている''
"望まない妊娠をすでにしている状態で、その妊娠を中絶することの是非から議論を始めるのではなく、望まない妊娠の原因である男性の無責任な射精から本来は中絶の議論を始めるべきなのだ"
これはイノベーションの一つの手法である、対立する事柄に各々を否定せずに第3の選択肢を見出すアウフヘーベンだと思いました
1、終わらない議論
2、本当の課題を探る
3、タブーへの挑戦
プロライフ(生命尊重)vsプロチョイス(女性の選択権の尊重)という構図のように、ずっと議論がされ続けている問題というものが沢山あると思います
それは、身近な話題から、会社経営、さらには社会的な事柄に渡るまで、沢山あると思います
今回のお話は、そういった話に出会った際に、一度立ち止まって、そもそもこれはなんで起きてる議論なのか、何が原因なんでしたっけ?と何度も問いを立て直すことがとても大切と思いました
そして、そのような問題には、なかなか触れることのできないタブーやサンクチュアリがあることも、あることが多いのかもしれません
そこに勇気を持って飛び込む、答えは出せないかもしれないかもしれないし、批判の的になるかもしれない
でも、それこそがきっとイノベーターと言われる人なのだろうなぁと、改めて思いました
そして、批判は受けるかもしれないけれども、きっとそこには"仲間"がいるはず、ということも、とても勇気を頂けた気がしました
そんな話をしています^ ^
参考:書籍:射精責任 2023年7月29日 第1版第1刷発行 著者 ガブリエル・ブレア 訳者 村井理子 解説 齋藤圭介 発行所 株式会社太田出版
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