ボストン地方のファミリー・セラピストのグループによって考案された「パブリック・カンバセーション・プロジェクト」が発案したのが、攻撃、誹謗中傷、報復につながらない会話形式で
対立している人たちを集めて
1、食事しながら個人的な関心事
2、経験に基づいた個人的な話
3、自分の立場に関する疑念
"ここまで来ると参加者は、反対の立場の主張に近い「第二の声」で話し始めるようになります"
ここから私は、組織的な対立は個人に焦点を当てることで、糸口が見つかるということかと、感動しました
ここから私は思いました
1、個人の感情
2、個人の経験
3、個人の疑念
これはまさに、組織軸と個人軸の両方を意識して、より個人軸の方に焦点を当てることによって、共感できることがたくさん見つかるということかと思います
進撃の巨人で、塀の中の人と、塀の外の人が、同じ部隊で生活するようになって、個人としての触れ合いが増えて、逆に悩む的な
組織の論理に凝り固まった頭を、一旦、個人レベルの感情、経験、疑念を引き出すことによって
より、対立する相手への共感ポイントがたくさん生まれることによって
相手の立場も理解しようという気持ちが生まれてくるという手法は
権力や力がある人たちの組織の一員となった頭をリフレッシュして、ある意味目を覚させてくれて、対立を解消するベクトルが強くなるかもしれない
さらには、自分として、一つのことに囚われてるかも、と思った時には、自らが個人の感情、経験、疑念に焦点を当てて考えてみる
自らのパッションの源を見失わないようなことを常日頃やってることが重要なんじゃないか
そんなことを思いました^ ^
参考: 書籍:現実はいつも対話から生まれる 社会構成主義入門 2018年8月30日 初版第1刷発行 著者:ケネス・J・ガーゲン メアリー・ガーゲン 監訳 伊藤守/翻訳統括 二宮美樹/翻訳 小金輝彦 川畑牧絵 竹内要江 安宅麻里 発行所 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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