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小松左京さんの未来のSFを書くエクストラポレーションという手法に感動しました

"作家が未来の出来事を描く際、過去に起きた似たようなことを参考にして、未来の世界に当てはめて書く、という文学技法"

ここから私は思いました

イノベーションの世界では、業界シフトや、タイムマシーンビジネスが、横展開としてはありますが、未来を創作する、未来シフトというやり方もあるのだなと

1、未来はスパイラルする

2、歴史は未来のためにある

3、未来への問い

以前、ヘーゲルの弁証法で、"物事が発展するとき、それは、直線的に発展するのではない。螺旋的に発展する"のお話をしましたが、これを思い出しました

これを応用すると、未来がどのように起きるのかについて、過去からの螺旋を考えると、未来の世界を予測することができる

これは、未来のSFやイノベーション創発に、とても役に立つ考え方なのだなと、改めて思いました

そうすると、歴史を知ることは、未来の螺旋を描くにはとても重要なことだということも納得がいきます

そして、重要なのは、過去からの未来の螺旋を描くためには、そこに問いを立てることだと思いました

その問いを立てるためには、過去における出来事や思想やデータを徹底的に知ることから始めて

そしてそこに、自らの想いや仮説を立てて、過去とは違う世界を打ち立てようという、パッションが必要となる

そんなことを小松左京さんの話を聞きながら思いました

参考: アナザーストーリーズ 運命の分岐点

『復活の日』の衝撃 〜コロナ“予言の書”〜NHK総合 初回放送日: 2023年9月1日

https://www.nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWRZ1WWNYP/episode/te/V3RWPZ4969/

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/He8K0qMraoA