熊平美香さんのお話にとても共感して勉強になりました!
"「評価判断の保留」とは、自分と自分の意見を切り離し、中立の立場で対話に臨む姿勢のことを言います。"
"多様性を活かし、新しい何かを生み出す対話を成功させるためには、一人ひとりが評価判断を保留にするスキルを持つことが大切です。"
"評価判断を保留にすることで初めて、境界線の外にある未知の世界に出会うことが可能になります。"
ここから私は思いました
1、効率と創発
2、受け入れる勇気
3、自らの判断
自分自身が信じてやまないものやことを、真っ向から否定されるのは、かなりなストレスがかかります
パッションに溢れてやっていることであればなおのこと、否定されても突き進みたい、俺の考えは悪くない的な、そんな衝動は本当によくわかります
しかしながら、それがすごいピボットチャンスだったり、リスクヘッジの前触れなのかも、さらには新たなビジネスチャンスなのかもしれない
その見極めは本当に難しいなぁと思います。
だからこそ、必ず一歩立ち止まって、まてよ、これは本当は相手の言ってることが正しいのでは?と答えを保留するという考え方は、すごく需要だと思いました
その代償として、非効率というものが生まれます。つくづくイノベーションとオペレーションは、トレードオフだなと感じてしまいます
もう一つは、感情面の葛藤もあるだろうと思います。特に、これまで時間をかけてきたことなど、損切りをするのには相当な勇気が必要だなと
三木清さん言うところの、人生のゴールは成功ではない、幸せである、を思い出しながら、進んでいく
最後は、自分自身が受け入れたものを、さらにどうしていくのか?そこからがさらなる勝負になると思います
ここにある意味、新たな異質なアイデアの種が生まれたと考えれば、新しいイノベーションへのチャレンジもできるようになる
そして、ニーチェの言うところの、真実はない、解釈だけである、ということのとおり、自らの解釈を入れるということ
それこそが正真正銘のイノベーターなんだろうなと
「評価判断の保留」は、日々のイノベーションへのタネをたくさん提供してくれている必須スキルだ
そんなことを思いました^ ^
参考:書籍:ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術 2023年2月17日 初版第1刷発行 著者 熊平美香 発行 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン