映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネさんの、音楽人生にイノベーションのあり方を再考させていただきました
曰く
"最初、映画音楽を書くなど屈辱的と思ったが、やがて考え直した"
"実際、今では映画音楽は、本格的な現代音楽と思ってる"
"現代音楽と映画音楽を融合させている"
ここからモリコーネさんの音楽のイノベーションのあり方を3つのポイントで整理してみました
1、パッション捨てた
現代音楽との別れ
2、やらされ仕事×パッション
映画音楽と現代音楽の融合
3、後年に評価
87歳でアカデミー音楽賞
食うために自分の今のパッションを捨てることは、いろんなところで聞くことでもあります
でも、そこから、やられ仕事に、自分のパッションを掛け合わせて、新しいイノベーションを創発するという、不屈の魂に震えました
これは言ってみれば、自分軸と他人軸のベン図におけるイノベーションのやり方でもあり
シュンペーターの言うところの、既存のアイディアを掛け合わせれば、新しいアイディアが生まれる、と言うことの実践でもあるなと
自分のパッションをあくまでも貫くことによるイノベーションもありだし
自分のパッションが貫けなかったとしても、そこにある環境に自分のパッションを掛け合わせて、更なる新しいイノベーションを起こす
やらされ仕事ノベーション!、こう言うやり方もありだよな、とつくづく思いました
評価は後からついてくる、または気にしない
そんな話をしています
参考:NHKEテレ東京 9月14日(木)放送「映画音楽の巨匠 エンニオ・モリコーネ」https://www.nhk.or.jp/music/classictv/487403.html
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