ルワンダでタイ料理店を開いた唐戸千紗さんの、従業員のイノセントさんの言葉に考えさせられました
「今ではこうして仕事もあるし、英語も勉強できている。ボクは、子どもの頃に、学校に行けなかったからね。大人になってから始めると、覚えるのにも時間かかっちゃうんだ」
ジェノサイドが起きた当時、三、四歳だった彼は、母親を亡くし、父親とも生き別れ、他の兄弟とも離れ離れになり、そのまま路上生活が始まる。いわゆる、ストリート・チルドレンになったのだ。
このお話は、ルワンダだけでなく、日本においてもこれからの多様な方々への教育にとても参考になる話だと思いました
1、その人の背景の理解
2、その人の背景に合わせた教育方法仮説
3、その人に合わせた教育の仮設実施と検証のサイクル
これからは、海外の方々やベテランの方々も、様々なことにたくさん参加されていく日本になっていくと思いますが
その時の学びに対する考え方の違いは、大きな課題になるかもしれないなと思いました
そのためには、一律のマニュアルではなく、その人に合わせた背景を理解することから始めることなのかと
背景によっては、何度同じことを言っても、何回も同じ間違いをしてしまうとか、何回も同じことを聞いてくる、などもたくさん出てくるかもしれません
でもこれからの、多様な世界を実験するためには、そういうことを許容しながら、ゆっくり学びながら、ゆっくり成長をともにしていくスタイルが求められていくのかもしれないなと
さらには、多様性があるからこそ、クリエイティビティにあふれた世界ができることを考えると
積極的にこのような世界への挑戦をしていくのかなと
そんなことを思いました^ ^
参考:書籍: ルワンダでタイ料理屋をひらく 著者 唐渡千紗 発行所 株式会社左右社
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