新潟で泊まれるワイナリーのカーブドッチを運営されている落希一郎さんの言葉に未来のビジネスを見ました
"カーブドッチは、日本がこの何十年も邁進してきた「大量生産・大量消費」とはまったく逆の「少量生産・少量消費」を心がけて運営しています"
"人の口に入る物は原材料が命。だからそこを最優先にしてよいものを作ろうとすれば、自ずと生産量には限界が生まれる。
効率なんて考えていたら、よいものはなかなかできないのです。
では品切れしたらどうするか、その時は気持ちよく断るくらいがちょうどいいと、そう考えるのです"
ここから私は思いました
1、本当に良いものを作り、本当に欲しい人に届ける世界
2、少量、非効率、低成長を目指す世界
3、全ての工程を自らがやり、手間暇をかける世界
ものが溢れてたくさんのものを捨てては消費する今の時代にだからこそ、長年ワイナリーの挑戦をやられて来た落さんの言葉が響くのでは、と思いました
自分自身が本当に良いものを、作れているのかということ
そして、それを本当に欲しい人に届けられているのか?ということ
大量、効率、成長の名のもとに、それがなかなかできなくなって来ているのでは?
または、これまではできていたのかもしれないが、これからは、難かしくなるのかもしれないということ
ある意味、分業をどんどん進めることでやって来た、これまでのビジネスとともに
原点回帰的なビジネスのやり方が、実はこれからの低成長時代のビジネスの最先端になる可能性もあるかなあなどど考えてしまいました
なくなったらごめんなさい、それくらいでちょうどいいのだ、
というような不便なことも起こる世界、だからこそ価値のある世界、は、実はこれからのイノベーションになるのでは?
そんな事を思いました^ ^
参考:書籍: 僕がワイナリーをつくった理由 2013年9月3日 著者 落希一郎 発行所 ダイヤモンド社
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