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アレクサンドロス大王東征記の逸話として、有名な"ゴルディオスの結び目"にイノベーション創発のあり方の一つを学びました

曰く

"フリギアのゴルディオス王が結んだ複雑な縄の結び目。これを解いた者はアジアを支配するという伝説があったが、アレクサンドロス大王が剣で両断し、アジアを征服した"

ここから私は、これはイノベーションの一つの大きな要素が詰まってる話だと思いました

1、永遠の課題の発見

→アジェンダシェイパー

2、タブー、サンクチュアリへ注目

→プレイクザバイアス

3、実行する勇気と覚悟

→Fast Fail

誰もが解けないと思ってしまったことや、毎年課題として出されていることは、もう誰も課題と本気で思ってないという面もあるかなと

事業計画に書かれてる課題の文言で、これって5年前から全く変わってないぞ、ということもちらほらあったりして

そういった課題と書いてるけど本当は課題と思っていないこと、だけど実は根っこの課題となってることこそ、新しい角度から課題と捉えることが出来るか?が求められる気がします

そしてそういった課題への取り組み方に関しては、これまでのやり方では歯が立たないからこそ、永遠の課題なので

思い切って、ここにあるタブーってなんだろう?サンクチュアリ(聖域)がもしかしたらあるんじゃない的な発想をしてみるのも、一つの手がもなぁと思いました

タブーやサンクチュアリであればあるほど、わかっちゃいるけどやめられないんすよ、ってことになりがちなので

ここには、実行する勇気と覚悟ってことが、必要となってくると思います

その手助けとなるのが、Fast Failの考え方がひとつかなと思っていて

もし、うまくいかなくても、次の一手がそれによって見えてくるじゃん、とか、意外と本当はだれかが言って欲しかった的なこともあるかも

小さく失敗してみて、次の手を考えてみる、これなら、アレクサンドロス大王じゃなくても、戦えるかもしれない

この話は、先日お話しした内田和成さんの、優れたリーダーは3割の情報で判断する、にも繋がるところもあるんじゃないかとも思いました

そんな話をしています

参考:コトバンク「アレクサンドロス大王東征記」に見える逸話 から https://kotobank.jp/word/ゴルディオスの結び目-505342

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/CF4QENVULeo