バンクシーさんがイスラエルとアラブの分離壁に絵を描く理由に心震えました
曰く
"何世紀も聖地だった場所にコンクリートの壁が作られた。この巨大なキャンバスに絵を描けば、世界最大のアートに変えられる"
ここから私は思いました
1、アウフヘーベン
対立の場→楽しむ場
2、アートの力
課題解決よりも問題提起
3、続く仲間
大義は仲間を産む
各々が対立する関係性の中で、各々を否定せずに新しい道を創発する
まさにバンクシーさんのこの壁アートは、そういう価値を創発されてるなーと感じました
対立の象徴の場が、誰もが喜べる場に、一変させる
この魔法のような力が、アートにはあるんだなと
でもそれは、何らかの解決策を提示しているのではなく、みんなが集いながら、考えてもらえる場にする
そこに集った人たち各々が、その考えるタネを持って帰って、どこかで芽吹いていく
そんなことが、アートにはできるんだなと
そしてその活動自身に共感して、たくさんの仲間が同じようにそこに絵を描いていく、さらにはそのに集う人も増えていく
これはまさに、イノベーター3つのフレームにおける、情熱があって、そこに大義が生まれて、さらに仲間が増えていく
そのスパイラルアップを体現しているものだなと
バンクシーノベーションの真髄を教えて頂いた気がしました
そんなことを思いました
参考:映像の世紀バタフライエフェクト 「砂漠の英雄と百年の悲劇」初回放送日: 2022年6月20日https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/6QMKZ59MM2/
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