哲学者の小川仁志さんの言葉に考えさせられました
曰く
"品格とは自由と配慮を併せ持つこと"
ここから品格を持つとは、について私は思いました
1、心に矛盾を持ち合わせる器があるか
2、ネガティブケイパビリティ
3、アウフヘーベン
品格とは、辞書を見ると、"その人やその物に感じられる気高さや上品さ"とあります
その正体は、自由と配慮だったり、光と闇だったり、正義と不義だったり、相容れないものを、入れられる器があるか、ということを問われてるのかも、と思いました
それは、懐が深い、とか言われることにも通じるのかなと
そして、それを、合わせて、持ち続けることができるのか?ということになると、詩人のジョンキースさん言われるところの、ネガティブケイパビリティが必要にもなるなと
どちらとも答えを出すことのできない課題感を、答えの出ないままで熟成させていくことができる力も必要かと思いました
そして、最後には、それらの相容れないものを、バランスよく出し入れするとかではなく、
アウフヘーベンとして、各々を否定せずに第3の超越した道を見つけることができる
それで、品格ノベーションは、完成するのではないか
品格があるね〜、というかたは、実はこの3ステップの品格ノベーションを、心で処理されている方なのかと
あーそんなことができる人になりてーなー
そんなことを思いました
参考: ロッチと子羊 迷えるあなたに哲学を(58)「バレエ編(2)」初回放送日: 2023年10月26日https://www.nhk.jp/p/ts/N9GR16WRR6/episode/te/26YJR9M7L5/
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