「男はつらいよ」などの数々の名作を生み出し92歳で尚、現役の山田洋次監督の言葉に震えました
"映画作りは、いつでも後悔の塊のようなものです
演出はミスだらけ、演技だって完成には程遠いことは、俳優さん自身が1番感じているところだろうけど
しかしそれを超えたもの
何か願いとか祈りとか
そんな種類のことが、作品全体から匂ってきてはいないだろうか
というようなことを、僕は心ひそかに思っています"
ここから私は思いました
1、常に未完成
2、後悔が成長パッション
3、みんなの思いが詰まった祈り
こんなにすごい作品を作り続けている方でも、常に後悔されてるんだなと、いうことに驚きました
それはむしろ、それだけパッションが溢れているからこそ、決して満足することはないのだろうなとも思いました
そして、そのことが、次なる挑戦への原動力になるのだなと
これは、パッションのポートフォリオにおける、強烈な成長したパッションがあるんだなと思いました
これは、インタビューの中で、あの吉永小百合さんも、同じように、言われていたのが、驚きでした
超一流の方々は、飽くなき成長パッションの塊なのだなと、それがこれだけの素晴らしいものを世の中に出させるポイントなのだと、つくづく思いました
それに加えて、思ったのは、後悔のある状態でも世の中に出していく、ということです
その状態でも出していく、その理由は、完璧ではないけれども、一緒に作ったみんなの思いが、それが祈りのような形になって
その未完成なものを超えていく何かを新たに創発してると、考えているだなと
何か論理を超えて、完成形などを超えて、生まれる別のものがそこにあるのだ、ということを信じてる
それが、感動を生んでるのかもしれないなと、そんなことを思いました
完成形が素晴らしいわけではない、未完成でも、みんなの思いが、祈りに変わり、新たな価値を作り出す
イノベーションの世界でも、もしかしたら、同じことが起きているのではないか、そんなことを思いました
論理を超えた、みんなの思いの塊、祈りノベーションのような
そんな話をしています^ ^
参考:NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀 ふたりのキネマ 〜山田洋次と吉永小百合 初回放送日: 2023年9月27日https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/3RKZQ5MYYZ/
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