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経営学者の宇田川元一さん曰く

ハーバード・ケネディ・スクールで25年間リーダーシップ論の教鞭をとるロナルド・ハイフェッツさんは

"既存の方法で解決できる問題のことを「技術的問題」(technical problem)、既存の方法で一方的に解決ができない複雑で困難な問題のことを「適応課題」(adaptive challenge)と定義しました"

とのこと

そして、「適応課題」には、「ギャップ型」「対立型」「抑圧型」「回避型」があると教えてくれました

ここから私は思いました

1、真の課題の鍵は適応課題にあり

2、4つの型が分析のヒントになる

3、新たなイノベーションの種になる

山口周さんのアジェンダシェイパーの話のように、現在は、解決できてる課題はあらかた手をつけている

本当に解決しなければならない課題を見つける時代になってきている

つまり、真の課題は、永遠の課題として、いつまでも残りつづけているか

または、慣れてしまって誰もが課題とすら思わなくなっている

そういった課題に対して、適応課題として4つの型に分析することで、浮かび上がらせることができる

これこそが、これからのイノベーションの種になる課題なのだと強く思いました

何故、真の課題に辿り着けないか、ということのおおきなヒントにもなるフレームだなとも思いました

そういう意味では、適応課題を見つけることこそが、イノベーションの第一歩である

といっていい、と思いました

この4つの型を知っておくことで、あ、ここにイノベーションの種がある!

と気づけるようになる

そんな話をしています^_^

参考: 書籍:他者と働く ──「わかりあえなさ」から始める組織論 令和元年9月発行 著者 宇田川元一 発行所 株式会社ニューズピックス