世界を救うシンプル・イノベーション(954回)
2013年7月12日に国連総会で行われたマララ・ユスフザイさんの演説に魂震えました
"一人の子ども、一人の先生、一本のペン、そして一冊の本が世界を変えることができます。"
ここから私は思いました
1、真の課題は"知ること"
2、最もシンプルな解決策は"本とペン"
3、最後の課題は"届け方"
ノーベル平和賞を取られたマララさんですが、この演説から感じるのは
現場にいるからこそ、見えてくるたくさんの課題がグイグイ迫ってくる感じです
さらには、その根本原因である真の課題まで、掘り下げて、自ら辿り着いていることに、めちゃくちゃイノベーション的な考え方が徹底されているなと思いました
そしてそこからの解決策も、さまざまな事が考えられるにも関わらず
もっともシンプルで、誰でもが今すぐにもできる事で、そして伝わりやすく、かつ効果が絶大になる事
ここに辿り着いているところが、本当に素晴らしいと思いました
方向性は示されたので、ここから先は、我々が、その解決策を、どう実現していくのか?
それを突きつけられている、そんなふうに感じました
自分だったら、どうやって、今、対立している人たちの、どちら側にも、"本とペン"を届けられるだろう?
ここにも、待ったなしの大きなイノベーションの種が、あるのだと、気づかせて頂きました
皆さんならどうしますかねー?
そんな話をしています^ ^
参考:本: 世界を動かした名演説 2023年10月6日 初版発行 著者 池上彰 パトリック・ハーラン 発行所 株式会社 筑摩書房