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狂言師の野村萬斎さんは黒澤明監督の乱に出演した時に、それまで迷っていた狂言をやっていきたいと感じたそうです

曰く

"狂言の技とかが、決して狂言だけじゃなくて、いろんなものに使えるんだなぁとか

狂言の見立てる考え方とかが、いろんなもの、他にも日本にはたくさんあるし、そういうことが

そういうことをこうもっとみんなの役に立てるような、そんなふうにこうね、有効なものだと思い始めたし

自分が表現するのに最大のツールだなって感じがしてきたのかな"

ここから私は思いました

1、自分の持ってるものの価値の再発見

2、異世界との交流

3、自分の当たり前と他の掛け算でさらなる価値化

あの野村萬斎さんも、狂言をやるかどうか迷っていた時期があったということに、驚きでした

中にいるとその価値がわからなくなるということは、どこにでもある気がします

例えば、私は大企業に30年勤めていましたが、自分の価値がどんなことにあるのか、外に出て本当にビジネスができるのか?ということは、ほとんどわかっていませんでした

でも、外に出て思ったのは、大企業における実ビジネスを具体的に進めてきた経験のある人には、外に出てもめちゃくちゃ価値があるということです

それは、プロジェクトをしっかり進めていく力だったり、リスク感能力だったり、人とのコミュニケーションの仕方だったり

実は見える化していないけれども、この辺を信頼感を持ってきっちりできる人って、実はなかなかいないなあということがわかりました

仕事をしていなくても、家庭の清潔さや衛生を保ったり、栄養のある健康的な食事を作ったり、子供の世話をしたり、衣服の裁縫をしたり、素敵な内装にしたり、自分の考えをお話ししたり、歌を歌ったり、ワンコの世話をしたり

生きていく上では、実はとても大事なことが、自分では当たり前として、価値としてわかっていないということがたくさんある気がします

それに普段は気づくことがなかなか難しいのだけれども、萬斎さんのように、普段とは違う外の世界の人と触れ合うことによって、それに気づくことがあるんだなあと、発見しました

そしてそれは、自分の価値に気づくだけでなくて、外の世界のいろんなものと、掛け合わせることで、さらにこれまでにない価値が出てくるかもしれない

それが一つでもでてきたら、きっと、さらに面白くなって、いろんなものと自分を掛け合わせてみる

この掛け合わせは、自分が持っているものとは、かけ離れている方が、実はさらに面白くなってくるという性質があるように思います

外の世界といっても、海外旅行をする必要はなくて、今ならどんな情報でもほとんど家に居ながらにして見つけられるし、出会えるので

自分と何かを掛け合わせたら何が起きるだろう、自分てどんな価値があるんだろう、ということを知るためにも

いろんなことや人に、リアルやバーチャルで、触れに行く、ということが、自分のイノベーション、自分ノベーションに繋がるんだなあということを、改めて思いました

そんな話をしています^ ^

参考:NHKEテレ東京 ワルイコあつまれ 70)稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾と学ぶ教育バラエティー

初回放送日: 2023年11月25日 https://www.nhk.jp/p/ts/8MRG8ZQ317/episode/te/8P4YZ5W8PM/

動画で見たい方はこちら

https://youtu.be/eFPNnRBO0t4