三ツ星ミシュラン獲得の生江史伸シェフの言葉に震えました
"おいしさというのは、2人の全く違う考えを持った人たちの、かけ橋を作ってくれるもの"
ここから私は思いました
1、美味しさは世界共通
2、美味しさは多様性
3、美味しさのアウフヘーベン
美味しさって、考えてみると、全世界で最も共通の価値かもしれないと思いました
言葉が通じなくたって、イデオロギーが違っても、美味しいものは、美味しいし、笑顔がほころんでくる
いやもしかしたら、人間も超えてるかもしれない。生物共通の価値かもですね
それでいて、同時に美味しさは、ものすごく多様性があって、文化や歴史を背負ってきているアイデンティティの一つでもある
和食が世界遺産になったときに、ワールドカップ優勝くらい嬉しかったりもするわけです
こんな世界共通で、多様性なものって、他には"愛"くらいなものかもなと思いました
だからこそ、対立した関係性の中でも、お互いを否定せずに、お互いが笑顔になる場を作ることができる
これこそ、ヘーゲルのいうところのアウフヘーベンそのものじゃんと思いました
対立する中でも、「例えば、この料理、美味しいですよね。お互いの価値観が違っても、この料理のような、この美味しさのような、そんな関係を模索しませんか」
みたいなスピーチがされることを妄想してしまいました
さらに、生江シェフは、この美味しさの武器を使って、環境問題やフードロスにも切り込んでいくとのことを聞いて
美味しさって、めちゃくちゃグローバルイノベーションじゃんかと、驚愕してしまいました
何か僕にもできることはないかなと、本気で思ってしまいました
美味しさノベーション
そんな話をしています
参考:NHK Eテレ東京 2023年11月29日 生江史伸「おいしさの未踏の地(前編)」 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/Y5M1G7JNKR/