柳井会長の下、厳しいビジネス環境で、目覚ましい成果を出してきてるユニクロ商品企画担当部長の炬口佳乃子さんの秘訣を教えて頂きました
曰く
"常識を疑うという言葉が私は商品作っていく上でも非常に大事だなって思ってて意識してます
ふわっとこう感覚だけで自分で決めるのは、ちょっと絶対に良くないんで、ひらめきだけで動くことはないです
結局なんか自分が見てるものは自分の時間でしかないし、自分の目線でしかないから、自分が1人できるみたいな、これほど危険なことはないと思うんですよね"
ここから私は思いました
1、進化エラーを促す
2、仲間思考
3、多様性の掛け合わせ
私も商品企画担当は随分長くやってきましたが、そこに求められるのは
太刀川さんの進化論的思考における"適応"側ではなく、"進化"なので必然的にエラーを引き起こすマインドが必要になるのだなと
これは、口で言うほど簡単ではなく、何故なら社内外のあらゆる方面から批判と説明を求められるものなので
それを、覆してでもやらないと、商品企画担当の意味がないと言う、四面楚歌でやりながら、成果を出す、これは相当なパワーが必要と思います
そこで、今回大きく学ばせて頂いたのは、自分1人でやらない、と言うことかなと思いました
そこには、社内の"仲間"ももちろんのこと、エンドユーザ自身も"仲間"に取り入れて、商品開発してるのだなと
ある意味これは、シュンペーターが言うところの、既存のアイディアと既存のアイディアを掛け合わせることにより、イノベーションが生まれる
と言う環境を、自らが創り出していることにつながってるのかと
そしてそこから、どの組み合わせの妙が、行けるのかどうかと言うことに関しても、徹底的に仲間と討論し、そして世界中のエンドユーザとも会話する
これによって、びっくりするような、それでいて世界中から支持されるような、そんな新しい商品開発が生まれるんだなと
デザイン思考を超える、仲間ノベーション、と言うようなものなのかと
感動しました
そんな話をしています^ ^
参考:TBSテレビ 日曜日の初耳学 2023/12/10 https://www.mbs.jp/mimi/
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