山口周さんの言葉に、深く共感しました
"イノベーションが起こりやすい組織をマネージによって生み出すことはできますが、イノベーションというのは花のようなもので、それ自体を人為的に生み出すことはできないのです。
我々ができるのは、花が育ちやすい土壌と環境を整えて十分に栄養と日光を注いでやることだけです"
ここから私はイノベーション促進のためにできることを、思いました
1、いかに種を蒔くか
→質よりも量
2、いかに土壌を耕すか
→マインドセット、スキル
3、いかに養分を与えるか
→人モノ金
経営学のようにいかに効率的に新たなビジネスを生み出すか、という観点ではうまくいかない
むしろ、たくさんの失敗の中からこそ、新しいイノベーションの芽がうまれる
質よりも量、多産多死の仕組みこそ、イノベーションの種を芽吹かせる仕掛けの一つだと思います
また、種を根付かせるための、イノベーション組織や既存組織の、土壌としてのマインドセットが、とても重要となると思います
イノベーターのマインドセットとしては、情熱のポートフォリオや、パッション、仲間、大義のイノベーター3つのフレーム、そしてイノベーションを起こすためのスキルセット、これが大事かなと
そして新規、既存組織のマインドセットとしては、進化と適応はスパイラルするという意識、ファストフェイルを容認する仕組みが必要かと
最後に、育ってきた芽に、いかに、人モノ金を与えていけるかという、イノベーションのジレンマを乗り越えるマネジメントの意思決定が必要となると思います
そして、最も重要なのは、そこからすぐに花が咲かないからといって、活動をやめてしまうことかと思います
花は咲くかもしれないし咲かないかもしれない、しかし、この活動を続けること自体が、進化と適応のスパイラルを生み出す競争力を産むための、生き残っていくための必須の活動である
花はいつか咲く
と考えられるか、というところに全てがかかってるなあと、改めて思いました
そんな話をしています^ ^
参考:本:新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント 著者 山口周 出版社 大和書房 発売日 2023/6/15
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