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"アメリカのスタンフォード大学の心理学者ジョン・D・クランボルツ教授が提唱する「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」"

曰く

"ビジネスパーソンとして成功した人たちのキャリアを調査したところ、本人の計画通りにキャリアアップしたのではなく、およそ8割の人が本人の予想しない偶然の運によるものだったという驚きの研究結果を発表したのです。"

"運は自分の心がけ次第で引き寄せることができるのではないか"

それが以下の5項目だと

"好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心"

ここから私はイノベーションの観点で整理してみると、以下の3つにまとめられるかもと、思いました

1、セレンディピティ

好奇心、冒険心

2、ニーチェの解釈論

柔軟性、楽観性

3、諦めないマインド

持続性

運も実力のうち、ということがまさに証明されたかのような結果だなと

そうすると、ま、運を天に任せてやるだけやるさ、と言いたくなってくるわけですが

少しでも、その運を好転させられる方法があるとのお話があります

僕なりに改めて3つに整理してみると、一つは、運に出会う数を増やして、セレンディピティを高めるということ

これは、人本旅という新たな出会いの数を増やす、つまり打席にたくさん立てば、ヒットはでてくるということ

これは本書では、好奇心、冒険に当たるかなと

もう一つ大切だと思うのは、出会ったところで、それを良い運と思わなければ、意味がないということ

ニーチェの言うところの、"真実はない、あるのは解釈だけである"ということも大きいかなと

これは、確か秋元康さんだと思いますが、うんちを踏んだ時に、ついてないと思うか、うんがあると思うかで、人生は180度変わる

これが、本書では、柔軟性、楽観性、と言うことにあたるかなと思いました

最後に、どんなベンチャー企業の成功者に聞いても言う言葉があって、それは、"諦めない"と言うこと

ある意味、成功するまで、ピボットしまくってやり続けている人が、幸運を掴めると言うことを考えると

本書における、継続性、に該当するかなと思いました

こう考えると、イノベーション的思考は、幸福を呼び寄せる力があるのではないか

そんなことを思いました

そんな話をしています^ ^

参考:本: 強運脳 発行日 2023年7月18日 第1刷発行 著者 茂木健一郎 発行所 株式会社かんき出版