羽生結弦さんの言葉に震えました
曰く
"太陽と月じゃないですけど、僕は月であれればいいなと思っていて、観客の方々が自分という光を放っていて
でそれを見た時に、月が綺麗だなって思ってもらえるように、でもそれって自分の光だよって、思ってもらえるように
自分のためだけにやってるなら、とっくにやめてるなって正直思う"
ここから私はこれはアートやエンタメの真髄だなと思いました
1、自らはアート
2、リフレクション
3、見てる人一人一人が主役
これを聞いて私は、羽生結弦さんはまるで絵画のようなアート作品になりきってるようだと思いました
つまりある意味、純粋な表現だけがあって、そこから何かのメッセージを伝えるとか、受け取って欲しいとか、そういうことは一切なくて
ただそこにある美しいものとか、素敵なものとか、感動だけを届けるってことなのかなと
そしてむしろ、それを見て、反射鏡のように、見てる人一人ひとりが、自分を見つめ直すことに繋がる、リフレクションなのかと
つまり、美術館にアート作品を見に行って、一人一人が感じることが違って、自分自身の対話がそこで行われて
一人一人が自分自身に気づくみたいな、そんなことが、究極の目的なのかと
これは、アートや、エンターテイメントの、究極のあり方なのではと、思いました
何かを押し付けるのではなく、ただ表現されてることに、見てる人一人一人が各々の意味を作っていく
見る人が一人一人感じることで、初めてアート作品が完成する
エンターテイメントやアートの究極の形なのかなと
それだけにとどまらず、あらゆるコミュニケーションによる新しい価値の創発にも、関わる壮大なお話だなと思いました
まるで月のようなMoon Innovationだなと
そんな話をしています^ ^
参考: NHK Eテレ東京 スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」EP2 初回放送日: 2023年10月13日https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/K7Y4X59JG7/episode/te/GZW7L28WK9/
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