映画SPY×FAMILY CODE WHITEは、久しぶりに映画館でワクワクさせて頂いた、最高のエンターテイメントでした!
改めてSPY×FAMILYは、相反するものを掛け合わせたイノベーションの傑作だと思いました
1、偽装×真実
2、悪×正義
3、真面目×ユーモア
ファミリー自体が偽装の中で、その中で実は真実の愛が育まれている、と言う点がめちゃくちゃ萌えてくる感じです
これはまさに、偽装×真実。本当は相容れない、反対のモノのはずなのに、同居させることで、より真実の愛ってなんだろうと思わせて頂いてる気がします
そして、家族をはじめとした人物の仕事は、一見、悪の仕事に見えるモノですが、実は各々の正義に基づいてやっていると言う私の大好きなパターンですが
進撃の巨人の壁の中と外や、Les Misérablesのダンバルジャンと警官のような
悪×正義なのですが、その悪も自分の正義のために戦ってると言う中で、本当の正義ってなんだと、思わせてくれるところです
さらには、登場人物が各々物凄く真面目に生きている中で、その中でのすれ違いが、めちゃくちゃ可笑しいと言う
真面目×ユーモアの要素がふんだんに入ってるところも、大好きなポイントです
片面だけ見れば、偽装、悪、真面目と、とっつきにくいモノなのですが、
そこに全く正反対のものを掛け合わせるのとで、めちゃくちゃ、面白くなると言う
まさに、既存の掛け合わせがイノベーションと言われたシュンペーターの流れを汲んで
さらに正反対のものを掛け合わせると、劇的に面白いイノベーションが生まれるといったことに繋がってる気がしました
もしかすると、これもヘーゲルの対立するモノに第3の道を提示するアウフヘーベン、と言ってもいいのかもしれないなあと
この世の中には対立する概念や考え方があるし、それらをどちらかを否定することなく尊重しながら、新しい道を探るところに幸せがある、そんなことを教えてくれてるような気もしました
いずれにしても、エンターテイメントとしてこれほど面白いものはなかなかないぞと、大感動をありがとう!という感じでした
そんな話をしています^ ^
参考:劇場版 SPY×FAMILY CODE WHITE https://spy-family.net/codewhite/
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