ぐにゃりと曲がったフォルム、掠れた釉薬、自由な絵柄で有名な桃山時代より続く織部焼き
これを好み名前の由来となった古田織部は、戦国武将でありながら、数奇者として知られる二刀流
"数奇"とは、"好き"の当て字で、織部は茶道に打ち込み、茶器の収集等に打ち込んだそうです
イノベーター3つのフレームでは
1、パッション
数奇者(好き)
(いやいや始めた茶の湯、褒められて数奇者に)
2、仲間
千利休
("人と違う事をする"利休の信念を相伝)
3、大義
共存共栄
(違うからこそ共に生きる)
今で言うと、好きで始めたことが、本業を駆逐して、後世に残る文化を作ったということです
そこには、"違うからこそ価値があり、共に生きることができる"という、時代に流されない価値観・大義があり表現されていたからと思いました
織部とジョブズが重なり、日本には遥か昔からそんな人や価値観があるという事を、改めて教えて頂きました
そんな話をしています
参考:NHK総合 知恵泉 古田織部 2021/11/2