メキシコに暮らし50年以上、そしてメキシコの科学技術分野の学術界で長年貢献を果たしてきた日本人研究者がいます。松本安弘先生は、太陽の国ともいわれるメキシコで太陽電池技術のスペシャリストとして活躍されています。今回は、先生とメキシコの出会いや研究者としてのご経験や知見をお話頂きます。
松本先生は、メキシコ国立工科大学大学院研究センター(CINVESTAV)電子工学部で修士課程、大阪大学基礎工学部で博士課程を修めたのち、現在は、CINVESTAVの主任研究員、教授を務めていらっしゃいます。特に、ご専門の太陽電池・エネルギー研究において、メキシコだけでなく日本でも客員教授を務め、学会やメキシコエネルギー省主催の賞を受賞するなどご活躍されています。また、メキシコにおける日系社会における貢献も顕著で、メキシコシティにある日墨協会で要職を歴任されてきました。
松本先生の略歴や業績はこちらから:https://sees.cinvestav.mx/Personal/Acad%C3%A9mico/Dr-Yasuhiro-Matsumoto-Kuwabara