地震に伴う災害による犠牲者は教育によって減らすことができる。自然災害から身を守るため、その地域にあったやり方 で、災害への備えを学ぶ防災教育が日本やメキシコでも進められています。 今回は、京都大学防災研究所巨大災害研究センター助教の中野元太先生にお話を伺いました。 神戸出身の中野先生は、阪神淡路大震災の教訓を後世に伝えていこうと、防災教育や地域防災を広める研究をされていま す。JICAの青年海外協力隊に防災分野で参加されたご経験もあり、NPO職員として東日本大震災の被災地での子供の居場 所づくり支援にも従事されました。2016年からはメキシコ・ゲレロ州シワタネホで、津波防災教育を開始され、これまで にも1万人以上の市民や、学校教員、生徒たちを対象に防災教育を行ってこられました。
中野先生のHPはこちら: http://gnakano.dpri.kyoto-u.ac.jp/