Text by M.Morita(2021/02/28) Narration by Miho.S (2021/03/02)
●日本政府が10地域で出していた緊急事態宣言を、6地域で予定より早めに終わりにすることにしました。6地域とは、大阪(おおさか)、京都(きょうと)、兵庫(ひょうご)、愛知(あいち)、岐阜(ぎふ)、福岡(ふくおか)です。
●昨年の11月から感染者の数が急に増えていましたが、緊急事態宣言の中でみなさんががんばったことで、新しく感染する人がだんだんと減ってきています。
しかしながら、生活に関する制限(せいげん)が終わるのではなく、地域ごとに市民にお願いが出されています。少しずつちがうのでわかりにくいと思います。それを紹介(しょうかい)します。
●大阪府は、3月1日〜21日までの3週間、大阪市内の飲食店の営業時間を午後9時まで、お酒を出すのは午後8時30分まで、とします。
●京都府は、京都市以外の地域は3月1日〜7日までの1週間、そして京都市内は3月1日〜14日までの2週間、飲食店の営業時間を午後9時まで、お酒を出すのは午後8時まで、とします。
●愛知県は3月1日〜14日までの2週間、県内の飲食店の営業時間を午後9時までにします。
●兵庫県・福岡県・岐阜県は、3月1日〜7日までの1週間、飲食店の営業時間を午後9時までにします。7日より後のことは様子を見て決めるそうです。
●飲食店というのは、レストランだけでなく、カフェやバー、カラオケ店も含みます。お店がお願いにしたがった場合は、国から”営業時間短縮協力金(えいぎょうじかん・たんしゅく・きょうりょくきん)”が1日4万円出ます。都道府県(とどうふけん)に申し込みが必要です。申し込んでもすぐにはお金は入ってきません。確認(かくにん)に時間がかかるそうです。
●スポーツイベントやコンサートなど、人がたくさんあつまるイベントは、収容人数(しゅうようにんずう)の50%以内であれば、最大1万人まで集まってよいことになりました。
●他の国から外国人が新しく入国することはまだできません。
●市民に対しては、
・卒業旅行(そつぎょうりょこう)やお花見(はなみ)、お別れ会などをなるべくしないこと、
・お酒を飲んだりご飯を食べるのは4人以下にすること、
・マスクをつけることなど、これまでと同じことをお願いしています。