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Description

前編で描かれたのは、「あの子たちが大人になるまでに、働き方の地図を作りたかった」という10年の物語。

後編では、その地図を手にした私たちが、これからどう歩いていくのかが語られます。

AIの登場によって、表現や仕事のハードルは大きく下がり、働き方はもっと面白くなっていく。一方で、変化の速さに疲れたり、怖くなったりする感情も無視できない。そんな時代に横石崇さんが大切にしているのは、「分人で生きること」と「逃げる技術」。全部でぶつからなくていい、距離を取りながら変化に乗ればいい、という軽やかなスタンスです。

仲間づくりやプロジェクトの始まりも同じ。最初からビジョンを掲げなくてもいい。際(きわ)にいる人たちが拾ってくる違和感や偏愛から、あとから意味が立ち上がっていく。

次の10年の働き方を考えるための、静かで実践的なヒントが詰まった後編です。