人は経験から学び、経験から得た学びを「正しい」と認識します。
しかし環境が変化すれば、正しかったことも正しくなくなるというのも世の常です。
また1人の人間が全てのことを経験するのが不可能である以上、自分の経験が正しいとは限りません。
経験を積めば積むほど、歳を重ねれば重ねるほど、自分の考えに固執してしまうのも人間です。
「自分の考えは正しくないかもしれない」という畏れを抱くことでこの落とし穴を回避できます。
そしてこれは個人だけでなく組織にも当てはまります。
野中郁次郎さんは「組織においては、成功は失敗のもと」とおっしゃっています。
成功体験が組織を縛り、環境が変わっても従来とは違うやり方に変化することができない組織になってしまうからです。
みなさんは自分の考えに固執して失敗した経験はありませんか?
“畏れ”こそは、人と組織を成長させる根本意識なのかもしれません。