前回は野中郁次郎先生を偲んでお話をしましたが、時間の制約で野中先生が執筆陣に加わった名著『失敗の本質』について触れることができませんでした。今回は前回からの続編として『失敗の本質』を取り上げます。
『失敗の本質』は太平洋戦争の敗因を組織論の角度から光を当てた、戦史と組織論の学際的研究の成果です。80年前の日本軍の組織を研究することで、現在の組織を洞察します。読んでみると、現在のビジネス組織の「あるある」が幾つも見られます。失敗の本質は日本人の思考の癖にあるのかもしれません。そうだとすれば、今を生きる私たちにもその癖があってもおかしくありません。この名著に触れることは、自分を知ることに他なりません。
以前、この番組で本書について取り上げています。ご興味があれば、こちらもお聴きください。
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