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2021年7月13日に行われた「あいだラボ・プレオープンイベントvol.2「生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン」のアーカイブ音源です。森里海の生態系連環、ポスト人間中心デザイン、サンゴ礁の生態系等の視点が交ざりあうセッションをお楽しみください。

イベント詳細
https://note.com/aida_labo/n/n5fda57b...

あいだの探索・実践ラボについて
https://aida-lab.ecologicalmemes.me

[出演者プロフィール]
・田中 克(京都大学名誉教授 / 舞根森里海研究所 所⻑)
1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名 誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水 際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時 に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて “もろい” 場所であることより、源流域から海までの多様 なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる 流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環 学」を提唱(2003年)。

・稲村徳州(九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)
2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブ ルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリン グインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経 て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。

・渡邊剛 (北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)
北海道大学理学部卒業、北海道大学地球環境科学院 博士課程修了、オーストラリア国立大学、フランス 国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学ケワロ海洋研究所で研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探究している。喜界島に魅了され弟子と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設(https://kikaireefs.org)。100年後に残す、を共通理念として全国から集まる子供から大人まで仲間と共に研究、教育、普及活動に励んでいる。

・小林 泰紘(エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes代表理事・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー)
世界28ヶ国を旅した後、Impact HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援を行う。その後、個人の生きる感覚を起点とした企業での事業創造を支援。共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて幅広い業界での戦略づくりや事業開発を手がけたのち、独立。現在は、循環・再生型社会に向けた企業の未来ビジョンや事業づくりを伴奏するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。「菌と共に暮らす」ぬか床コミュニティ主宰。  / yasu_cs  

【あいだの探索・実践ラボについて】
あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。
https://aida-lab.ecologicalmemes.me

[Music Collaboration]
Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦
https://heliostera.theshop.jp/items/4...