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知らざぁ言って聞かせやしょう、ビオロッカらじお!!

この番組はラロッカが聞き手となり、古典芸能おたくのビオレに他ではなかなか聞けない古典芸能の楽しみ方を聴いちゃいます。

今回は三大名作の一、『仮名手本忠臣蔵』より七段目『一力茶屋の段』についていろいろ語ります。

・「手を合はすれば平右衛門、抜身を捨てゝ、『可愛や妹、わりゃ何も知らねえな。』」

・平「びっくりするな、まだあとにびっくりの親玉があるわい」

・(平右衛門)「…人手に掛けよりわが手に掛け、大事を知つたる女、妹とて許されずと、それを功に連判の、数に入つて御供に立たん。小身者の悲しさは、人に勝れた心底を、見せねば数には入れられぬ。聞き分けて命をくれ、死んでくれ、妹」と、事を分けたる兄の詞、おかるは始終せき上げ、せき上げ、

・(お軽のクドキ)「便りのないは身の代を、役に立てゝの旅立ちか、暇乞ひにも見へそなものと、恨んでばつかりをりました。勿体ないが父さんは非業の死でもお年の上。勘平殿は三十になるやならずに死ぬるのは、さぞ悲しかろ、口惜しかろ、逢ひたかつたであらうのに、何故逢はせては下さんせぬ。親夫の精進さへ知らぬは私が身の因果、何の生きてをりませう。御手に掛からば母さんがお前をお恨みなされましよ。自害したその後で、首なりと死骸なりと功に立つなら功にさんせ。さらばでござる兄さん」と、言ひつゝ刀取り上ぐる、「ヤレ待て暫し」と止むる人は由良助、『ハツ』と驚く平右衛門、おかるは、「放して殺して」

・【歌舞伎】※異同あり。

由良之助「獅子身中の虫とは【扇で打つ、ツケ】おのれが事よ。

亡君より莫大なご恩の着ながら敵師直の犬となって、ある事ない事よくも内通ひろいだな。コリャヤイ、四十余人の者共は、親に別れ子に離れ、一生連れ添ふ女房に君傾城の勤めをさすも、みな亡君の仇を報じたさ。寝覚めにも現にも、殿ご切腹の折からを思ひ出しては無念の涙、五臓六腑を【ツケ】絞りしぞ。

取り分け今宵は殿の逮夜、口にもろもろの不浄を言うとも、慎みに慎みを重ぬるこの由良助に、よくも魚肉を突きつけたな。否と言はれず応と言はれず、喉を通せしその時は五体も一度に悩乱なし、四十四の骨々も砕くる様に【ツケ】あったわやい。

夜叉め、魔王め、人外め」

【床】土に摺り付け捻じ付けて、無念の【ツケ】涙にくれけるが。

仲居「由良さん、送ろかえ」

由良「送れ送れ。

コリャ平右衛門。喰らい酔うたる客人は、加茂川でナ」

平右「ハヽア」

由良「水雑炊を【柝】喰らわせい」

🐤ビオロッカらじおのTwitter→@brradio2020

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