知らざぁ言って聞かせやしょう、ビオロッカらじお!!
この番組はラロッカが聞き手となり、古典芸能おたくのビオレに他ではなかなか聞けない古典芸能の楽しみ方を聴いちゃいます。
今回は人形浄瑠璃(文楽)・歌舞伎『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)』についていろいろ語ります
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大阪瓦屋橋・油屋の娘お染と丁稚奉公の久松。「前髪」。
山家屋との縁組の話。
下男の小助。
座摩社の段。
◆野崎村の段
「年の内に春を迎へて初梅の、花も時知る野崎村」
北河内(現・大阪府大東市)の野崎村。福聚山慈眼寺こと野崎観音、五月の野崎参りで有名。
久作とお光、母。
祭文売りが通りかかる。「お夏清十郎」の読み物。
そこへ小助に連れられて久松。
〈小助〉「ハア命冥加な一貫五百匁、内へ往んで出したところが、蛙になつてゐやせまいか」
〈久作〉「ハテ仇口を聞かずとも、足元の明い中」
〈小助〉「オヽヽヽ去ないぢや/\/\。銀こそは主の物なんのその俺が手に、俺がコウかたげて、俺が足で、俺が歩いて、俺が体で、俺が去ぬるに、ぐつとも言分ない筈ぢや」と、へらず口して、とつぱ門口柱で頭、「ア痛、し」小助は足早に、大坂の方へ立ち帰る。
*****
〈久作〉「[…]早却なれど日柄もよし、今日祝言の盃さすぞ。なんとおみつよ、嬉しいか、アノマア嬉しそふな顔わいやいハヽヽハヽ。われらは又頭を丸め参り下向に打ちかゝらふと、頼み寺へ願ふて袈裟も衣もちやんと請けておいたてや。幸ひ餅はついてあり、酒も組重も、正月前で用意はしてある。サア/\早ふ拵らや」
と、薮から棒を突つかけた、親の詞に吐胸の久松、知らぬ娘は嬉しいやら、又恥づかしき殿設け、顔は上気の茜裏、袂くはへるおぼこさを見るにつけても今更に否応ならぬ親の前、急に思案も出の口の壁にいの字を垣一重。
※文章は、超便利サイト「床本集」および「文化デジタルライブラリー」([詞章]のタブをクリック!)を参照しました。
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