知らざぁ言って聞かせやしょう、ビオロッカらじお!!
この番組はラロッカが聞き手となり、古典芸能おたくのビオレに他ではなかなか聞けない古典芸能の楽しみ方を聴いちゃいます。
今回は能『清経』についていろいろ語ります
《おすすめYouTube動画》
📹YouTube横浜能楽堂チャンネル
字幕付き(ふりがな!)https://youtu.be/-hA4t2YwWI8?t=2089
字幕・副音声付き https://youtu.be/_GSE1YAA30w?t=2189
3月30日まで!急げ!
📹金春流能楽師山井 綱雄さんのチャンネル ショート版 https://www.youtube.com/watch?v=N4rFzN1Lg6U
📹ゆとりのかい「金春流の清経を見てあれこれ検証してみた【三流の違い】3」 https://youtu.be/Z0emTTAjuVI
《登場人物》
ワキ・淡津の三郎
ツレ・清経の妻
シテ・平清経の霊
◆あらすじ
時は清経の死後。清経の家来、淡津の三郎が筑紫(福岡)から京都に戻ってくる。
ワキ「八重の汐路の浦の浪。八重の汐路の浦波。九重にいざや帰らん。」
※「次第」という音型。地謡の「地取り」。
清経の妻のもとに清経の黒髪を形見として渡すためである。
妻ははじめ出家(「ご遁世」)したかと気を揉むが、入水と聞いてショックを受ける。
それを恨んだ妻は歌を一首詠み、黒髪を拒む。
「見るたびに、心づくしの髪なれば、憂さにぞ返す本の社に」
[…]
地「手向け返して夜もすがら。
涙と共に思い寝の夢になりとも見え給へと。
寝られぬにかたぶくる。枕や恋を知らすらん。枕や恋を知らすらん。」
◆清経の霊が枕元に現れる。
【出で立ち】https://www.the-noh.com/jp/plays/photostory/ps_020.html
「聖人に夢なし。誰あって現と見る。
眼裏に塵あって三界すぼく。
心頭無事にして一床ひろし。実にや憂しと見し世も夢。
つらしと思ふも幻の。
いづれ跡ある雲水の。行くも帰るも閻浮の故郷に、たどる心のはかなさよ。
〽うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼み初めてき。」
夢のなかでの夫婦の再会。
ツレ「命を待たで我と身を。捨てさせ給ふおん事は。
偽なりけるかねことなれば。ただ恨めしう候。」
シテ「さやうに人をも恨み給はば、我も恨みは有明の見よとて贈りし形見をば。何しに返させ給ふらん。」
[…]
シテ「別きて贈りし甲斐もなく。形見を返すはこなたの恨み。
ツレ「われは捨てにし命の恨み。」
シテ「互にかこち。」ツレ「かこたるる。」
[…]
地「恨むれば独寝の、ふしぶしなるぞ悲しき」
📹シオリのくだり→https://youtu.be/-hA4t2YwWI8?t=4159
清経は山鹿の敗走から自身の最期までを語る。
清経たちは柳へと落ち延び、宇佐八幡宮に詣でる。しかし宇佐の神の返答は、
〽世の中の 宇佐には神もなきものを 何祈るらん 心づくしに。
さりともと思ふ心も虫の音も弱りはてぬる秋の暮かな。」
清経は死後、修羅道に堕ちる。
入水のさい南無阿弥陀仏と十度唱えたことから成仏を確信する。おしまい……
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