知らざぁ言って聞かせやしょう、ビオロッカらじお!!
この番組はラロッカが聞き手となり、古典芸能おたくのビオレに他ではなかなか聞けない古典芸能の楽しみ方を聴いちゃいます。
今回は能「景清」について語ります!
【勝手に公演情報!】
東京・国立能楽堂
3月定例公演 「蜘盗人」「景清」
(最寄駅:JR中央・総武線千駄ヶ谷駅&東京メトロ副都心線、北参道駅)
2021年3月19日(金)
午後6時30分から
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2020/3612.html?lan=j
チケット発売は2月16日(火)から!
《基本情報》
作者 世阿弥(と言われている)(1363-1443?)
上演時間 約85分
◆あらすじ(舞台の実際の進行とはすこし前後しています)
鎌倉時代。源氏の世。
鎌倉に住む「人丸(ひとまる)」という少女は、一度もあったことのない父、平景清、またの名を悪七兵衛(あくしちびょうえ)景清に会うため、供の者を連れて日向(ひゅうが)の国、宮崎へ船旅に出る。
宮崎へようやく着いた人丸ら。粗末な庵にすむ盲目の乞食(こつじき)に景清の所在を尋ねるが、知らないと言われる。
もうひとり地元の人間(里人さとびと)に尋ねると、最初に会った乞食こそ景清本人だという。
――前の所で、景清の述懐が入る。熱田で設けた子ども。しかし娘であり、戦の役には立たないと見放したその子であった。
里人は人丸を連れて、もう一度景清のもとを訪れる。最初は里人に対してあたる景清だったが、乞食の身を思い出して、里人に対面する。親子の初対面。
人丸に乞われて、景清は自分が経験した屋島の戦を語る。錣引き(しころびき)の「語リ」※1。
景清の強い要求で、人丸はふたたび鎌倉へ戻ることとなる。
景清
〽目こそ暗けれども、人の思惑、一言の内に知るものを。
山は松風、すは雪よ見ぬ花の、さむる夢の惜しさよ。
さてまた浦は荒磯に、寄する波も聞こゆるは、夕汐も差すやらん」
◆『平家物語』とは
琵琶法師による語り物、読み物。景清は伝説上の祖とされる。
しかし、景清自身は『平家物語』にはほとんど登場しないが、芸能としては今はほとんど廃れた幸若舞(福岡県みやま市大江にわずかに残る)に景清が主人公の物語があった。ここから文楽・歌舞伎でもヒーローとして登場する。歌舞伎十八番のひとつに『景清』。
『平家物語』では屋島の戦での「錣引き(しころびき)」が語られる(巻11、弓流)。
◎次回配信は、1月19日(火)を予定しておりますお楽しみに!
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