こんにちは。ウィッテムの企画参謀の小島です。
今回は、ビジネスやキャリアのヒントになるお話を、少しだけ深く、そして具体的にお届けしています。
さて、本日のテーマは「場数」です。
「アイデア出しもプレゼンも営業も、ビジネスの世界では場数を踏めばほとんどのことは上手くゆく」
こんな言葉を、あなたも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
多くの人が、頭では「経験が大事だ」と分かっていると思います。
しかし、その本質を深く理解して、自分の成長戦略として意識的に実践できている人は、意外と少ないのではないでしょうか。
私たちはつい、「あの人はセンスがあるから」とか、「地頭が良いから」なんて言って、自分と他人を才能という言葉で区別してしまいがちです。
でも、ビジネスの現場で素晴らしい成果を出す人々の多くは、決して特別な才能だけに恵まれているわけではないんですね。
彼らは、他の人よりも圧倒的に多くの「場数」を踏んでいます。
そして、その一つひとつの経験から学びを得て、ご自身の力に変えているのです。
では、なぜ「場数」が、いわゆるスキルや才能を上回るほどの力を持つのでしょうか。
例えば、スポーツ選手が何度も何度も反復練習をして、正しいフォームを体に覚え込ませますよね。
ビジネススキルも、これと全く同じで、実践の繰り返しによってのみ、本当に自分のものになっていきます。
まず、アイデア出しについてです。
机の上でうんうん唸っていても、なかなか革新的なアイデアというのは生まれてきません。
そうではなくて、日常的に「もし自分だったらどうするかな?」という問いを立てて、壁にボールを当てるように、思考を何度もアウトプットし続ける。
この繰り返しが、いざという時の思考の瞬発力や、柔軟性を養ってくれるのです。
100個の平凡なアイデアを出す経験が、たった1つの輝くアイデアを生み出すための、豊かな土壌になるんですね。
次に、プレゼンテーションです。
どれだけ優れた資料を作っても、その伝え方ひとつで、価値は半分にもなってしまいます。
大切なのは、実際に人の前に立って話し、聞き手の反応を肌で感じて、そして、言葉を選び直すという、この生々しい経験です。
この経験の数が、人の心を動かす「伝わる力」を育ててくれます。
最初は冷や汗をかいたり、言葉に詰まったりするかもしれません。
でも、50回失敗した人のプレゼンは、まだ一度も人前で話したことのない天才よりも、はるかに聞き手の心を掴む術を知っているはずです。
そして、営業もそうですね。
お客様の課題をヒアリングして、最適な提案をする。この一連の流れは、まさに実践の連続です。
時には断られたり、予期せぬ質問に戸惑ったりすることもあるでしょう。
そしてもちろん、提案が実を結んで、お客様に喜んでいただける成功体験もあります。
こうした無数の経験の積み重ねが、お客様のわずかな表情の変化や、言葉のニュアンスを読み解く「勘所」を養い、マニュアル通りではない、血の通った提案を可能にするのです。
このように、場数を踏むことは、単にスキルが上がるというだけではありません。
小さな失敗を乗り越える経験は、精神的なタフさを育ててくれますし、成功体験の積み重ねは、自分への揺るぎない自信へと繋がっていきます。
さて、ここまで「場数が大事」というお話をしてきましたが、誰もがそのことを分かっていながら、なぜ人によって成長に差がついてしまうのでしょうか。
その鍵は、「時間」との向き合い方にあります。
この続きは、次回のポッドキャストでお話ししたいと思います。
ウィッテムの企画参謀の小島でした。
本日もお聞きいただき、ありがとうございました。
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