映画「Winny」を企画したマネーフォワード執行役員の古橋さんと瀧さんの対談noteはこちら。
# タイムスタンプ
(0:00) Intro:絶賛公開中の映画「Winny」
(3:07) 現地から見たシリコンバレー銀行
(7:08) シリコンバレー銀行とは
(16:21) 一体何が起こったのか
(28:54) アメリカにおける地方銀行の重要性
(34:45) 政府はどう対応したのか
(54:20) Fintechへの影響 (Rippling, Mercury, Brex)
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・突然の破綻劇、シリコンバレー銀行に一体何が起きたのか
米シリコンバレーを拠点にするシリコンバレー銀行(SVB)がわずか数日間で破綻となりました。
SVBは一時総資産で全米16番目まで成長した銀行。2020年から始まったテクノロジーセクターの隆盛に伴って預金額を3倍以上に伸ばし、シリコンバレーのテックスタートアップの良きパートナーとして成長してきました。
そんなSVBですが、先週、債券の売却や増資の発表を行ったことで信用不安が加速し、急速に預金の引き出しが発生、株価は下落、増資にも失敗し、わずか2日間足らずで破綻へと至りました。VC支援のスタートアップの半分程度が利用していたとされるSVBが破綻したことで、この週末は多くのスタートアップが資金のコントロールを失いパニックとなりました。
最終的には日曜日に政府がSVBに貸付を行うことで全額預金保護とし、騒動は一旦落ち着きましたが、他の銀行でも信用不安は続いており、予断を許さない状況です。
今回は、このSVBの破綻はどのようにして、なぜ起こったのか、また政府はそれにどのように対応したのか、現時点で分かっていることをまとめています。
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
Sandy Kimura
Money Forward USA, President
https://twitter.com/rakeemrakeem
田中春利
Mekari, Corporate Strategy & Development, VP (MFから出向)
https://twitter.com/TanakaHarutoshi
小林 豪
Public Affairs室