タイムスタンプ
(0:00) Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ
(28:33) 大手決済アプリにCFPBが規制
(35:15) Plaidが信用情報機関になりレンディング領域へ進出
# 今回取り上げたトピックと参考資料
・Fintech第一世代の家計簿アプリMintが事業クローズ
2006年創業、家計簿アプリのパイオニアであり、著名なFintech第一世代の企業であるMint。
マネーフォワードの設立にも大きく影響を与えた同社ですが、2009年にIntuitが$170Mで買収して以降、大きなニュースはなく、ついに事業閉鎖となりました。
Mintを利用している300万以上のユーザーは、Intuitが2020年に買収したCredit Karmaへの移行を促されるようです。
瀧さんに、Mintとの出会いから、マネーフォワードMEの誕生まで、当時のことを話していただきました。
アメリカの偉大なPFM:Mint.com – Finance Startups
Intuit Is Closing Personal-Finance App Mint, Shifts Users to Credit Karma
・大手決済アプリにCFPBが規制を提案へ
CFPBが、Apple PayやGoogle Pay, Cash Appなど大手決済アプリに、"銀行並み"の監査を"連邦レベル”で行うと発表しました。
バイデン政権のもとで活躍するCFPB長官ロヒト・チョプラ氏の元、Fintech業界におけるCFPBの存在感が増しています。
CFPB Proposes New Federal Oversight of Big Tech Companies and Other Providers of Digital Wallets and Payment Apps | Consumer Financial Protection Bureau
・Plaidが信用情報機関になりレンディング領域本格進出
Plaidが、信用情報機関として新たな組織を立ち上げることを発表しました。これまではあくまでデータを仲介していたPlaidですが、実際にデータを加工し、スコアリングし、レンディング領域へ大きく乗り出すようです。
金利が上昇している中、領域全体がにわかに盛り上がり始めています。
Lending smarter with cash flow data: Plaid’s path ahead in Credit
Plaid Officially Jumps Into Lending -
# 話し手
瀧 俊雄
執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
https://twitter.com/sutebuu
小林 豪
Public Affairs室
https://twitter.com/GOU_0013